山羊座満月とかぐや姫の物語考察

こんにちは。広です。

6/22 10:08 Tokyo  山羊座で満月です。

この時間帯は月の力でいっぱいに満たされた時となるでしょう。

・・・今回の位置で言うと、

山羊座の月。

自己の能力や、社会的立場で勝ち抜いていけるかという不安や、そういった外側の事に応えようと頑張る自分と、

内側の感情や仲間との共感や繋がりを守り満たしたい自分の間に齟齬を感じ、着地点を見直す時でしょうか。

それが多分に作用してしまう。

そして自己の意識にもそれを十分に捉え認識する時。

それはいずれ2週間後の新月の頃に、自分の気持ちに正当な評価を真っ直ぐに与えられるようになるでしょう。

7/06 07:57 Tokyo  山羊座で新月。

さて、満月というと、

私は高畑勲監督の「かぐや姫の物語」を思い浮かべます。

この映画、もう何年もの間、ほぼ毎日心の中に浮上するのです。

本能的に、私の中の何かに呼応するような。その何かを知りたい。

そんな気持ちが常にあり、いつも私と共に在り続けるのです。

きっとその問いの答えを体感し納得するまで。

様々な考察がネット上で上がっていますが、

どうも自分にしっくり納得できるものがなく。

私の個人的な考察ですが、かぐや姫が私たちに投げかけるメッセージは

“月の避難所に還るな“

ではないでしょうか。

私たちは何のためにこの世に生まれてきたのでしょう。

私は個を活かし、個を感じ、それを3次元に現し体験する事なのではないかと思っています。

嬉しいならば嬉しい状況や形、

悲しいなら悲しい状況や形

目で見て触れて、それを自由に現す事。

けれど、生きていると、胸を潰される程の悲しみに遭遇する事もあります。

それを状況や形として現し体験する事の怖さ。

それは嬉しい事もあればその逆もある、ただ自然の摂理なのでしょうが、

なかなかそれを受け取ることができません。

いっそもうすごく嬉しいもすごく悲しいもない、一定の感情で生きていたい

そう思うことは少なからず皆が経験する事ではないでしょうか。

かぐや姫は、恐らくそれを受け取れないと拒否して月へ還ったのではないでしょうか。

記憶は消され、感情も一定・・・感情を震わす事のない世界へと戻っていったのですが、

しかし情動の旧脳の所ではその本能の記憶は消すことが出来ず、涙が無意識にも流れてしまったのではないでしょうか。

生きているといろんな事があります。

山羊座の満月には、個人の感情を超えて制御し頑張る心を感じられます。

けれど、抱えすぎた荷物を少し手放して、

自分という個の感情や感覚を感じてみてください。

生きるということは、感情を振動させてこそだと思います。

きっと月の避難所・・・ではなく、月も自分に合わせて膨らみ成長し、いつも自分がそこにある感覚まで行けるはずだから。

今日もよき1日を!

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